第4回『漢方医学と漢方薬の違い
漢方薬の剤型、薬膳の分類』
・ 漢方医学と漢方薬の違い
肩こりや腰痛などの治療で行われます。
鍼やお灸など漢方医学に分類されること
漢方薬と市販薬の違いなどについて学びました。
・漢方の方剤(剤型)について
漢方薬の名称に使われている「○○湯」や「○○散」が
漢方薬の剤型を表していること。
ディスカッションでは、オリジナルの漢方薬を考えてもらい、
『透明感のある美肌になれる塗り薬』
『嫌な気分を吹き飛ばし楽しい気分になれる錠剤』
ユニークな漢方薬がありました。
・薬膳の分類について
甘味や苦味などの表現が出てくるのに、
その言葉が示すのは食材の味のことではなく、
内臓にもたらす作用によって分類していることなどを学びました。
ディスカッションでは、オリジナルの薬膳料理を考えてもらいました。
『ナスが苦手な参加者の方がおいしく食べられるようにと、
焼きナスと蒸したあさりにニンニクや レモンをかけた薬膳料理』、
参加者さんの優しい心遣いに感動してしまいました。
第5回『肥満と漢方』
肥満の原因と、肥満のタイプ別に脂肪が付きやすい場所や、
なぜ肥満が体に良くないのかなどを学びました。
男性は、お腹がリンゴみたいにぽこっと出ていて、
内臓に脂肪が付きやすい。
女性は、洋ナシみたいに下腹や腰回りの皮下脂肪が付きやすいです。
ま肥満度を数値で表したBMIを実際に計算していただき、
自分がいま肥満なのか、正常値なのか、はたまたやせ型なのか
確認するディスカッションをしてもらいました。
後半は、3つの漢方薬と使用されている生薬、肥満に効くツボを
教えてもらいました。
肥満に効く食材を使って、おいしい料理を考えてもらう
ディスカッション。
食べてみたい料理を参加者の多数決にて決定しました。
今回は「キノコ豚汁」が選ばれました。
この時期はキノコの種類も豊富ですし、
豚汁は体も温まるのでまさにぴったりの逸品ですね。
他にもカニや鮭などの海鮮とバナナをかき揚げにするというような
個性的な料理もあり、楽しいディスカッションとなりました。
自分に合う漢方を試してみたいなど、漢方に興味を持ってくれたのが
嬉しかったです。
ご参加くださった皆様ありがとうございました!!